オーダーメイドバッグ
2019年4月29日鞄は、基本的には、何かを入れて運ぶための、ひとりで持てる程度の大きさの入れ物である。たいていはそれなりにしなやかな素材でできており、たいていは上側に開口部がある。
さまざまなデザインの鞄がある。人が鞄を保持するためのパーツだけ見ても、たとえば手に持つための取っ手がついているものもあれば、肩にかけるための肩掛け(ショルダーストラップ)がついているものもある。たとえば取っ手が2つのものもあれば、ひとつのものもある。肩にかけるものでも、肩に斜めにかけるデザインのものもあれば、片方の肩にかけるデザインのものもある。取っ手もショルダーストラップも備えておらず、ベルトがついていて腰につけるバッグもある。
ものを出し入れするための開口部に着目しても、一方でジッパーやボタン(口金式)、紐、あるいは折りたたんで封ができるものが多く、旅行用鞄ではさらに施錠ができるものがあるが、その一方で、反対に開口部が「開きっぱなし」の鞄もある。
主となる袋状の収納空間以外にポケットや間仕切りを用いて、整頓し易さや取り出しやすさを工夫してあることが多いが、ポケットや間仕切りが一切無い鞄もある。
大きさも、用途などによってさまざまである。ポーチと呼ばれる財布がやっと1つ入るほどの小さな鞄から、ゴルフクラブ一式を入れることができるゴルフバッグや、兵士が大きな武器を入れて背負うバッグまで、さまざまな大きさがある。その他、奇抜なデザインの鞄が日々新たに作られつづけている。
素材は、定義文でも解説したように一般論として言えば しなやかさ(flexibility)を備えたものであり、伝統的には革や布である。20世紀後半以降人工的な素材が用いられることも増えた。
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